ユダヤ教の父(読み)ゆだやきょうのちち

世界大百科事典(旧版)内のユダヤ教の父の言及

【エゼキエル】より

…民族の復興を枯れ骨の復活の幻で示し(《エゼキエル書》37章),理想の王が与えられることを預言し(同34章),また前573年の日付のあるエルサレム神殿再建の幻(同40~48章)において,再建されたエルサレムを中心とする理想的イスラエルの未来図を描いている。敗戦と捕囚という過酷な運命を越えてユダヤ人に再建の幻と勇気を与えた預言者として,エゼキエルは〈ユダヤ教の父〉と呼ばれている。【木田 献一】。…

※「ユダヤ教の父」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」