二重言語使用(読み)にじゅうげんごしよう

世界大百科事典(旧版)内の二重言語使用の言及

【死語】より

… 言語が死滅する過程には,その話し手が政治的に一挙に壊滅してしまう場合と,徐々に征服されていく場合がある。後者の場合には話し手は母語のほかに支配勢力の言語を習得する,いわゆる二重言語使用の状態がみられる。カエサルが現在のフランス,古代のガリアの地を占領したころには,そこにはケルト語系(ケルト語派)の話し手が定住し,その勢力はイベリア半島にまで及んでいた。…

※「二重言語使用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」