儀式魔術(読み)ぎしきまじゅつ

世界大百科事典(旧版)内の儀式魔術の言及

【魔術】より

…なお自然魔術については19世紀以降に民俗学への関心が高まったことに加え,アフリカ人や中国人などがもたらした彼ら独自の魔術の体系が新たな興味を呼び起こしていることが注目される。 近世以降に重視されるようになった概念としては儀式魔術ritual magicも重要である。フリーメーソンの発展など秘密結社運動の活発化にともない,秘密の入社式(イニシエーション)は魔術概念の身体的表現ともみなされ,とりわけパリやロンドンのような都市に集まったボヘミアンの中に賛同者を見いだした。…

※「儀式魔術」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」