光ファイバー海底ケーブル(読み)ひかりふぁいばーかいていてーぶる

世界大百科事典(旧版)内の光ファイバー海底ケーブルの言及

【海底ケーブル】より

…海底同軸ケーブルは大洋横断をはじめとして世界の海域に広く敷設された。70年代には,低損失の光ファイバーが実現し,光ファイバー海底ケーブルの研究開発が活発に進められた。光ファイバー海底ケーブルは,直径1.5~2cmで光ファイバーを海水や海底の高水圧から保護するため銅または鉄などの金属パイプ内に収容し,ケーブルを深海へ敷設するため高張力ピアノ線を用いた抗張力体,海底中継器へ給電するための銅による導体と海水から電気絶縁するためのポリエチレン等から構成されている。…

※「光ファイバー海底ケーブル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」