内与力(読み)うちよりき

世界大百科事典(旧版)内の内与力の言及

【与力】より

… 町奉行所付属の与力(町与力)は,町奉行配下の中核的職員であり,同心を指揮して職務を遂行した。定員は1719年(享保4)に江戸の南・北両町奉行所各25名と定められ,このうち各23名は幕臣,残り各2名は内与力と称して奉行個人の家臣があてられた。幕臣たる与力の身分は,御目見(おめみえ)以下すなわち御家人であるが,石高200石と騎乗の特権を与えられていた。…

※「内与力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」