動物闘争意匠(読み)どうぶつとうそういしょう

世界大百科事典(旧版)内の動物闘争意匠の言及

【アニマル・スタイル】より

…最小の空間内に最大の内容を盛りこもうとする意図が著しく,動物の形を環状に丸めたり,一つの動物形のなかに他の多くの動物を入れこんだり,動物相互を組み合わせたりする。その典型が動物闘争意匠ないし動物咬嚙意匠と呼ばれるもので,横倒B字形や長方形の枠内に複数の動物がからまり合う。 このような意匠の原郷については,シベリア,中央アジア,黒海沿岸地方(南ロシア),北イラン,古代オリエントなどの諸説がある。…

※「動物闘争意匠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」