可視赤外回転走査放射計(読み)かしせきがいかいてんそうさほうしゃけい

世界大百科事典(旧版)内の可視赤外回転走査放射計の言及

【気象衛星】より

…衛星観測用センサーシステムのおもな機能は次の通りである。(1)可視赤外回転走査放射計visible and infrared spin scan radiometer(略称VISSR(ビッサ))0.5~0.75μmの可視光と,水蒸気等による吸収が少なく温度観測に適した10.5~12.5μmの赤外光に感度を持ち,分解能は衛星直下点でそれぞれ1.25km,5kmで,直下点から離れるにつれて低下する。衛星の1分間100回の自転(衛星の姿勢を一定に保つために衛星をこまのように回転させている)を利用して,北極側から走査鏡で地球を西から東に走査する。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」