噓つきジュース(読み)うそつきじゅーす

世界大百科事典(旧版)内の噓つきジュースの言及

【ジュース】より

…この商品は爆発的な人気を博し,他社もこれに追随して同種の瓶詰製品を発売,続いて水で希釈,あるいは溶解して飲用する濃厚ジュース(コンクジュース)や粉末ジュースも登場してジュースブームを現出した。60年代後半になって俗に〈噓(うそ)つきジュース〉といわれる不当表示が問題化した。合成香料,人工着色料,乳化剤といったもののみを原料とし,天然の果汁をほとんど含まぬようなものがあったためで,これを契機として果実飲料の表示についての公正競争規約がつくられ,ジュースと呼称できるのは天然果汁のみということになった。…

※「噓つきジュース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」