世界大百科事典(旧版)内の基準臭の言及
【嗅覚】より
…テスト液のにおい濃度は,原液の25倍希釈液を基準にして倍数希釈を行い,25×2nであらわす方式と,10倍希釈で10nのnを点数として表現する方式とがある。基準臭には,たとえば次の10種が知られている。(1)DL‐ショウノウ(ショウノウ臭),(2)イソ吉草酸(腐敗臭),(3)γ‐ウンデカラクトン(果実臭),(4)シクロテン(焦臭),(5)スカトール(糞臭),(6)フェノール(石炭酸),(7)酢酸(酸臭),(8)β‐フェニルエチルアルコール(花香),(9)エグザルトライド(麝香臭),(10)硫化ジアリル(ニンニク臭)。…
※「基準臭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」