大久保幸次(読み)おおくぼこうじ

世界大百科事典(旧版)内の大久保幸次の言及

【トルコ学】より

… 日本におけるトルコ学研究は,中国研究の一環として始まり,漢文文献を主体としたことから,イスラム化以前の中央アジア古代トルコ民族研究を主体とする。日露戦争以後,日本の大陸進出政策が展開されると,中国西北,旧満州(現,中国東北),モンゴリア方面のトルコ系民族の民族学的調査が行われ,またトルコ革命の影響もあって西アジア・トルコ学が進展し,大久保幸次(1887‐1950)の回教圏研究所がその中心となった。【永田 雄三】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」