妊娠性肝斑(読み)にんしんせいかんはん

世界大百科事典(旧版)内の妊娠性肝斑の言及

【しみ】より

…30歳以後の女性に多く,男性にはほとんどみられず,女性ホルモンの異常によるものとも考えられるが,原因は不明である。妊娠時の卵胞ホルモン,メラノサイト刺激ホルモンの増加によるものは妊娠性肝斑と呼ばれ,出産後に自然に治癒する。このほか,閉経期,卵巣機能障害によるもの,少女で月経不順に伴うもの,癌などで全身衰弱のある患者にみられるものなどがある。…

※「妊娠性肝斑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」