杜黙静(読み)ともくせい

世界大百科事典(旧版)内の杜黙静の言及

【紅卍字会】より

…中国の宗教結社,道院に付属する慈善団体。1921年,山東省済南市で,杜黙静(?‐1923)が乩示(けいし)(お筆先の神示)によって至聖先天老祖から《太乙北極真経》という経典を授かった。そこで済南道院が設立され,それ以後,老祖を最高神としマホメット,釈迦,老子,キリスト,項先師(孔子の師)の5教祖のほか,関羽をはじめ世界の聖賢仙仏すべてを神として配祀し,あらゆる劫(こう)すなわち災厄を解消し,世を救うために,内修(静坐),外修(慈善事業)の修道が行われた。…

※「杜黙静」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」