東京輪士会(読み)とうきょうりんしかい

世界大百科事典(旧版)内の東京輪士会の言及

【自転車競技】より


[日本]
 日本での自転車競技の開始は1897年ころといわれ,1900年代に入って各地で道路競走や1マイル,10マイルレースなどが盛んに行われた。そして最初の自転車競技組織といえる東京輪士会が08年に結成され,その後昭和初期まで全国の統轄組織として存在したが,この間は,自転車競走が自転車販売のための商業宣伝の手段として行われていたため,アマチュア団体としての性格は薄かった。昭和初期に至って,商業主義を排したアマチュアの自転車競技が行われるようになり,31年に第1回日本選手権大会が大阪府立運動場で開催された。…

※「東京輪士会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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