染田天神(読み)そめたてんじん

世界大百科事典(旧版)内の染田天神の言及

【室生[村]】より

…屛風ヶ浦とよばれる石英安山岩の岩壁に仏身約11.5m(光背とも約13.8m)の弥勒像を刻んだ磨崖仏で,後鳥羽院の発願により,宋人石匠の手になる。村内西部,染田の春日神社境内にある天満神社(染田天神)は南北朝期の創建で,天神講連歌会が当地域一帯の土豪,武士,僧侶らによって戦国末期まで催されていた。なお室生寺境内奥ノ院付近には暖地性シダ群落(天),向淵(むこうじ)にはスズラン群落(天)がある。…

※「染田天神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」