永井慈現(読み)ながいじげん

世界大百科事典(旧版)内の永井慈現の言及

【精神病院】より

…また治療のための入院在院期間も3~6ヵ月を超えない例が増加している。
[日本の精神病院]
 日本では,11世紀末から始まるとされる,京都岩倉村の大雲寺を中心とする患者の共同生活(岩倉保養所)が前身的性格をもっていたが,最も古い精神病院は,安永年間(1772‐81)に越後国鵜ノ森(現,新潟県加茂市鵜ノ森)に永井慈現が創立した鵜ノ森狂疾院であろう。公立の最古のものは1875年,京都南禅寺境内に開院した京都癲狂院である。…

※「永井慈現」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」