河越通り(読み)かわごえどおり

世界大百科事典(旧版)内の河越通りの言及

【秩父盆地】より

…中心都市秩父をはじめ小鹿野(おがの),吉田,皆野などの谷口集落が発達し,幕末から明治期にかけて,これらの町のいずれかで毎日のように絹市が開かれた。 明治以前の秩父盆地から江戸へ通ずるおもな街道としては,矢那瀬の狭隘(きようあい)部を過ぎる熊谷通り(現,国道140号線),粥新田(かゆにた)峠越えの河越通り,正丸峠越えの吾野(あがの)通り(現,国道299号線)があり,特に吾野通りは秩父絹を輸送する重要なシルクロードであった。明治以後これらは県道や国道として拡幅改良され,1982年11月には国道299号線の正丸トンネル(長さ1916m)が開通した。…

※「河越通り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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