海中ハビタート計画(読み)かいちゅうはびたーとけいかく

世界大百科事典(旧版)内の海中ハビタート計画の言及

【海洋開発】より

…そのため実用面では海底居住基地を使用するのでなく,ダイバーはSDC(submerged decompression chamber)などで海底に下り作業が済むとふたたびSDCによって洋上の圧力室内に戻り,またふたたび潜水するという方式がとられるようになった。しかし長期にわたる科学調査などには海底居住方式の優れた面があるので,最近アメリカはふたたび海中ハビタート計画を進めている。これは水深約100~240mで6名のダイバーを収容するもので,設置場所を特に海岸近くに選定し,支援設備を十分にしていかなる天候変化にも耐えうるものとしている。…

※「海中ハビタート計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」