温谷(読み)おんこく

世界大百科事典(旧版)内の温谷の言及

【温泉】より

…このほか温泉そのものを神体として,神社に湯とか温泉の名をそのままつけた例もある。【山折 哲雄】
[中国]
 《抱朴子》が温谷の湯泉を人間の常識をこえたものの比喩のひとつにとりあげているように,温泉はつねに中国人によって神秘視された。温谷とは《山海経(せんがいきよう)》にあらわれる温源谷ないし湯谷であって,そこは太陽が登るところであるという。…

※「温谷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」