熱価(読み)ねっか

世界大百科事典(旧版)内の熱価の言及

【点火プラグ】より

…中心電極と絶縁体の温度は,あらゆる運転状態に対して500~800℃に保つことが必要とされるが,これは長時間低温のままであるとその部分の絶縁抵抗が下がり放電を妨げる一方,高温になると過早点火の原因となるからである。この温度は機関の負荷とプラグの熱放散量によって決まるが,このプラグの熱放散の程度を示したものがプラグの熱価である。熱価の高いものは熱が逃げやすく,比較的高負荷で使われることの多い機関に適する。…

※「熱価」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」