狼煙(地名)(読み)のろし

世界大百科事典(旧版)内の狼煙(地名)の言及

【珠洲岬】より

…能登半島の内浦(富山湾側)と外浦(日本海側)の分岐点で日本海航路の要衝に当たるため,奈良時代には禄剛崎に烽火(のろし)台が置かれ,1883年には洋式灯台が設置された。いま岬付近に狼煙(のろし)町という小漁業集落がある。北部の海食崖および千畳敷と呼ばれる波食台,金剛崎の能登二見(ふたみ)の奇岩など海岸風景に富み,能登半島国定公園に指定されている。…

※「狼煙(地名)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」