等温可逆的ゾル‐ゲル転移(読み)とうおんかぎゃくてきぞるげるてんい

世界大百科事典(旧版)内の等温可逆的ゾル‐ゲル転移の言及

【ゾル】より

…金コロイド,ポリスチレン・ラテックスの分散系のように,固体の分散粒子が液体の分散媒に浮遊するコロイド分散系で,流動性に富む場合をゾルといい,流動性に乏しく重力に抗して形状を維持できる場合をゲルという。水を分散媒とするものをヒドロゾルhydrosol,ベンゼンや植物油など有機溶媒を分散媒とするものをオルガノゾルorganosolという。ヒドロゾルのうち,金や酸化鉄のゾルのように,比較的不安定で微量の電解質の添加により容易に凝結するものを疎水性ゾルhydrophobic solといい,ゼラチン水溶液のように,非常に安定で大量の電解質の添加によって初めて塩析されるものを親水性ゾルhydrophilic solという。…

※「等温可逆的ゾル‐ゲル転移」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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