粥田経遠(読み)かいたつねとお

世界大百科事典(旧版)内の粥田経遠の言及

【粥田荘】より

…荘政所,市場が堺郷(現,直方市)におかれ,雑掌,田所,公文,散仕,名主などの給田や,紺搔,鍛冶,土器,皮染などの手工業者の存在状況,進上品の芦屋釜の流通などについて知られている。在地武士としては鳥羽院の武者所を務めた粥田経遠がおり,保元のころ,宇佐宮末社の椿八幡宮に押妨を行ったとがで下野国に遠流となった。【正木 喜三郎】。…

※「粥田経遠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」