世界大百科事典(旧版)内の糖源植物の言及
【有用植物】より
…単位面積あたりの生産性の高い油料植物の育成は,油脂が食料にとどまらず,エネルギー源としても重要な位置を占めるようになるだろうから,努力をはらわねばならない。工芸作物
[糖源植物]
植物体は,成分的には多糖類である高分子化合物のセルロースを骨格に形成され,やはり多糖類であるデンプンが貯蔵物質となっていることが多い。これらの高分子を分解すれば,ブドウ糖などの糖が得られるので,多くの植物は間接的な糖源植物になりうるし,この糖を発酵によってアルコールに変えることも普通に行われ,その点では多くの植物が間接的にアルコール源植物でもありうる。…
※「糖源植物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」