義円(読み)ぎえん

世界大百科事典(旧版)内の義円の言及

【音阿弥】より

…世阿弥の通称三郎を襲名しており,一時は世阿弥の養子だったらしい。応永20年代から活動記録があり,1427年(応永34)には青蓮院門跡義円(足利義満の子)の後援で勧進猿楽を興行した。その義円が,翌年に没した足利義持の後継者に選ばれたことから音阿弥の運が開け,新将軍義教(よしのり)の絶大な後援下に音阿弥は世阿弥やその子観世十郎元雅を圧倒するに至る。…

※「義円」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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