腋外性分枝(読み)えきがいせいぶんし

世界大百科事典(旧版)内の腋外性分枝の言及

【枝】より

…シダ植物や顕花植物の茎は枝分れをするが,1本の茎が分枝して2本以上の茎になるとそれを枝という。日常的には,樹木において1本の太い主茎つまり幹から分枝した枝やそれからさらに分枝した小枝のことを指す。広義には,植物体が分枝によって生じる軸状構造を意味し,茎葉体制をもつコケ植物や,器官が未分化で細胞が連結しただけの糸状または軸状構造をもった藻類のようなものにまで広げて用いられる。一般的には枝が生じることによって,植物体は大きさを増し,さまざまな生理的活動を営むに必要な体表面積の増大を図る。…

※「腋外性分枝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」