裸のサル(読み)はだかのさる

世界大百科事典(旧版)内の裸のサルの言及

【裸】より

…肌をあらわにむき出す意の〈はだあか(肌赤,膚明)〉がつまった〈はだか〉は,衣服を身につけない状態のことをいう。D.モリスは,人は他の霊長類や哺乳類のような毛皮がない〈裸のサルnaked ape〉であるというが,毛皮の代りに衣服をまとって寒を避け,危険を防ぎ,身を飾る。太古の人類には衣服がなかったが,現在もアフリカ,アジア熱帯地方には裸体で生活する民族がいる。…

※「裸のサル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」