計数抜取検査(読み)けいすうぬきとりけんさ

世界大百科事典(旧版)内の計数抜取検査の言及

【抜取検査】より


[抜取検査の方法]
 抜取検査を行うには,まず製品の仕切りを定め,ロットを構成し,これより試料(標本ともいう)を,定められた数(この数を試料の大きさという)だけ抽出する。抜取検査は,この中の不良品を数えたり,欠点数を合計してロットの合否を決める計数抜取検査と,この試料の各特性値(目方や成分)を測定して,その測定値によって合否を定める計量抜取検査に分けられる。前者は,試料の抽出に費用がかからないが,この試料の特性値の測定には費用がかさむときに有利である。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」