越前法橋定慶(読み)えちぜんほっきょうじょうけい

世界大百科事典(旧版)内の越前法橋定慶の言及

【定慶】より

…鎌倉時代の慶派の仏師。この名の仏師は鎌倉時代に大仏師法師定慶,肥後法眼(ほうげん)定慶,越前法橋(ほつきよう)定慶の3人がいたと考えられる。(1)大仏師法師定慶 康慶の弟子ともいい1196年(建久7)興福寺東金堂維摩居士像,1202年(建仁2)同寺梵天,帝釈天を造っており,同時代の金剛力士像も建久年間(1190‐99)の彼の作とする記録もあり,興福寺や春日社を中心に製作したことがわかる。…

※「越前法橋定慶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android