透過式スクリーン(読み)とうかしきすくりーん

世界大百科事典(旧版)内の透過式スクリーンの言及

【スクリーン】より

…ほかにビーズ・スクリーン(布地の表面にガラス粒を塗布したもの),ミラー・スクリーンなどもあるが,主として16mmフィルムを明るい場所で映写するときに用いる小型のものである。ほかに背面映写用の透過式スクリーンとして,白布,スリガラス,半透明ニカワ質膜などが用いられる。トーキー時代に入ってからは,背後のスピーカーの音を通りやすくするため,直径1mm程度の穴を,約5mm間隔であけたサウンド・スクリーンを使用するのがふつうだが,このため明るさが5~8%程度失われる。…

※「透過式スクリーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」