飯泉一蔵(読み)いいずみかずくら

世界大百科事典(旧版)内の飯泉一蔵の言及

【土浦藩】より

…このため,38年土屋寅直の襲封前後より,その側近大久保要らを中心に藩政改革の気運が起こり,儒学者藤森弘庵や同藩の名主出身で水戸藩天保検地の実務を担当した農政学者長島尉信らを登用し,農村の復興政策や藩士の教育,軍制の改革が試みられた。幕末期には水戸藩の影響を受け,飯泉一蔵,佐久良東雄ら尊王攘夷派の志士が出たが,安政の大獄で大久保要以下が処罰されると,改革も中断し明治維新に及んだ。【白川部 達夫】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」