魏皓(読み)ぎこう

世界大百科事典(旧版)内の魏皓の言及

【明清楽】より

…明楽は17世紀中ごろ,福建省の人,魏双侯(ぎそうこう)(1613?‐90ころ)が長崎に伝え,やがて京都に上って内裏でも奏した。魏双侯の曾孫の魏皓(ぎこう)(字は子明,?‐1774)も1770年(明和7)前後の10年あまりを京都に居住し100人以上の弟子を育て貴族諸侯の愛好を得た。1768年に江戸,京坂で刊行された《魏氏楽譜》には伝来の200余曲中,50を収める。…

※「魏皓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」