鳥占い(読み)とりうらない

世界大百科事典(旧版)内の鳥占いの言及

【占い】より


[占いの種類]
 占いの方法はきわめて多様で,数えきれないほどある。自然に生起する現象を用いる占いとしては,天体の運行や配置によるもの(星占い),生物の行動によるもの(鳥占いなど),犠牲獣の内臓の形状によるもの(内臓占い)などがある。人間現象を用いる占いとしては,夢,憑霊状態,幻覚,人体の特徴(手相,人相など),生まれた年月日・時刻,姓名によるものなどがある。…

【鳥】より

…したがって世界的に鳥のいない場所は不吉とみなされ,神殿や教会に鳥がすみつけば歓迎された。 鳥の行動を観察して神意を占うことも世界各地に例を見,とくに重要なのは古代ローマの鳥占いである。これを行う卜占官は通常3人から成る高位の官職で,実施される国事の吉凶を鳥の飛び方や数により占うのを職務とした。…

※「鳥占い」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」