ādi-kavi(その他表記)adikavi

世界大百科事典(旧版)内のādi-kaviの言及

【バールミーキ】より

…したがって,これを一人の人物の単独の著作と考えることはとうてい不可能であり,もしバールミーキなる人物が《ラーマーヤナ》の成立に寄与したとしても,最終的な編纂者,集大成者としての役割にとどまるものと思われる。しかし,インド文学の伝統においては,彼はカービヤKāvyaすなわちサンスクリット美文体文学の元祖と仰がれ,〈アーディ・カビādi‐kavi(最初の詩人)〉という称号を冠せられており,その作品とされる《ラーマーヤナ》は〈アーディ・カービヤādi‐kāvya(最初の美文体詩)〉と呼ばれている。【吉岡 司郎】。…

※「ādi-kavi」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android