世界大百科事典(旧版)内のārcikaの言及
【サーマ・ベーダ】より
…このベーダはかつて一千派に分かれていたと伝えられるが,現在は3派のものが文献として残っている。本集〈サンヒター〉は,賛歌の歌詞のみを収録した〈アールチカārcika〉と,特殊な符号で旋律を示し,かつ歌唱に際しておこる音節の長短,反復などを示した〈ガーナgāna〉とに分かれる。賛歌の歌詞そのものは《リグ・ベーダ》から採録したものがほとんどで,独自のものはきわめて少ない。…
※「ārcika」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」