世界大百科事典(旧版)内のḤawrānの言及
【シリア】より
…ヘルモン山の南にはゴラン高原(平均標高約1000m,1967年の第3次中東戦争でイスラエルが占領,以後両国の係争地となっている)がある。アンチ・レバノン山脈の南東,ゴラン高原の東にはハウラーンḤawrān平野が広がり,その南東にはドルーズ山(1798m)がある。南から北にハウラーン平野,ダマスクス・オアシス,ホムス,ハマーの平地,アレッポ平野,さらには北東のユーフラテス,ティグリス両河川に挟まれたジャジーラ地方へと連なる弧状の地帯は,〈肥沃な三日月地帯〉の西半分を形成している。…
※「Ḥawrān」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」