《いつものことさ》(読み)いつものことさ

世界大百科事典(旧版)内の《いつものことさ》の言及

【ベローフ】より

…北ロシアのボログダ地方の農家に生まれ,1961年に詩集と中編小説《ベルジャイカ村》で作家として出発した。67年に,善良で平凡な農民イワン・アフリカーノビチとその妻を中心にコルホーズの日常を飾りけなく描いた中編《いつものことさ》を発表して注目された。その他にも多くのすぐれた中・短編があるが,いずれも故郷の自然の美しい描写をまじえ,そこに住む人びとの心のひだを描き分けている点に特徴がある。…

※「《いつものことさ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」