《お梅粂之助角額嫉蛇柳》(読み)おうめくめのすけつのびたいうらみのじゃやなぎ

世界大百科事典(旧版)内の《お梅粂之助角額嫉蛇柳》の言及

【心中万年草】より

…その祝言の夜,祝儀の石打ちの騒ぎにまぎれて,お梅と久米之介の2人は雑賀屋を逃れ出て,高野山の女人堂にたどりつき,弟の安否を気づかって探し求める久米之介の姉をやりすごして心中をとげた。すぐ歌舞伎にもはいって上演を繰り返したが,改作物では浄瑠璃の71年(明和8)に大坂豊竹座で上演された《お梅粂之助角額嫉蛇柳(おうめくめのすけつのびたいうらみのじややなぎ)》が有名。【諏訪 春雄】。…

※「《お梅粂之助角額嫉蛇柳》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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