《アテナイ人の国制》(読み)あてないじんのこくせい

世界大百科事典(旧版)内の《アテナイ人の国制》の言及

【アリストテレス】より

…これとは別に最初から公表を意図して書かれた作品もあったが,以後しだいに忘れられるようになり,今日では《魂について(エウデモス)》《哲学のすすめ(プロトレプティコス)》《哲学について》などの一部が,後世の人が断片的にまたは要約して引用した形で残されているにすぎない。彼の失われた著作のうちで最も惜しむべきものに,158のギリシア諸国の国制とその歴史的変遷を調査記録したものがあるが,そのうち《アテナイ人の国制》だけはその大部分が1890年パピルスの写本のかたちで発見されて残っている。
[思想]
 アリストテレスの思考の大きな特徴の一つに,言葉の多義性に注目した分析の精密さがあげられる。…

※「《アテナイ人の国制》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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