《アンナ・クリスティー》(読み)あんなくりすてぃー

世界大百科事典(旧版)内の《アンナ・クリスティー》の言及

【オニール】より

…当時のアメリカ演劇には珍しいリアリズムの作風は,大いに歓迎された。その後の戯曲には,同じく手堅いリアリズムの手法を用いた《アンナ・クリスティー》(1921初演)や《楡の木陰の欲情》(1924初演)もあるが,他方ではヨーロッパの反リアリズム演劇の方法をいち早くとり入れ,多様な実験を試みた。たとえば《皇帝ジョーンズ》(1920初演)は表現主義美学を基礎として照明や効果音を重視し,主人公の感情を観客が見たり聞いたりできるかたちであらわそうとした。…

※「《アンナ・クリスティー》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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