《イタリア年代記》(読み)いたりあねんだいき

世界大百科事典(旧版)内の《イタリア年代記》の言及

【ムラトーリ】より

…他方,《イタリア中世史論集》は1738年から43年にかけて編集された論文集で,《イタリア史料集成》の重要部分をより深くくわしく掘り下げる意図の下に,1000年より1500年にいたる文化,教会,風俗,法律を取り扱っている。1740年に彼が書きはじめた《イタリア年代記》は,俗語としてのイタリア語が生まれたときから1749年にいたるイタリア史である。これは平明な叙述で一貫し,フランスの歴史家ティユモンやマビヨンの作品に類似し,潤色されぬ真実のみを追求する。…

※「《イタリア年代記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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