《インディアスにおける福音伝道論》(読み)いんでぃあすにおけるふくいんでんどうろん

世界大百科事典(旧版)内の《インディアスにおける福音伝道論》の言及

【アコスタ】より

…同時代のG.F.オビエドやアントニオ・デ・エレラAntonio de Herreraのインディアス史に比べて,はるかに系統的客観的である点が特色である。また,同書および《インディアスにおける福音伝道論De procuranda indorum salute》(1588)において,アコスタは諸民族の文化圏分類を試み,一種の世界的規模の発展段階説を構想していることも,社会学・人類学的に先駆的な試みとして注目される。16世紀のユダヤ人改宗者社会の生んだすぐれた知性の一人として,教会の枠を超えた大きな歴史的意義をもっている。…

※「《インディアスにおける福音伝道論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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