《エチミアジンの福音書》(読み)えちみあじんのふくいんしょ

世界大百科事典(旧版)内の《エチミアジンの福音書》の言及

【アルメニア美術】より

…早期は,ヘレニズム要素,中期からはビザンティン要素を反映し,後期にはイスラム要素の影響を受けるが,いずれの場合もアルメニアの民族様式の独自性を発揮し,簡潔な線と強い色彩で,明確な表現を特色とする。福音書の写本が主で,《エチミアジンの福音書》(エレバン図書館蔵,10世紀。象牙彫装丁板は6世紀)がその代表的傑作である。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」