《ギリシアの壺への頌歌》(読み)ぎりしあのつぼへのしょうか

世界大百科事典(旧版)内の《ギリシアの壺への頌歌》の言及

【オード】より

…またピンダロスの詩形と詩的ビジョンによって深く触発されて生まれたヘルダーリンの詩集も,古代的オードの余香を濃く漂わせている。P.B.シェリーの《西風への頌歌》,キーツの《ギリシアの壺への頌歌》なども,古代文芸には直接その範とする作品はないけれども,オードというジャンルに触れて近世詩人が抱いた広大なビジョンや深い抒情性を,余すところなく伝えている。【久保 正彰】。…

※「《ギリシアの壺への頌歌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」