《サン・ルイス・レイ橋》(読み)さんるいすれいばし

世界大百科事典(旧版)内の《サン・ルイス・レイ橋》の言及

【ワイルダー】より

…ほかには,人類が一連の危機をからくも逃れてきた経過を描いた《危機一髪》(1942)や,ミュージカル《ハロー,ドーリー!》(1964)の原作となった喜劇《結婚仲介者》(1954),一幕劇多数がある。小説には,18世紀ペルーを舞台に人間の運命が天の摂理によって支配される様を描いた《サン・ルイス・レイ橋》(1927),ジュリアス・シーザーの最後の数ヵ月をたどった《3月15日》(1948),人間性のあり方を掘り下げた《第8日》(1967),《シオフィラス・ノース》(1973)などがある。ワイルダーの文学は一見平易だが,奥に神秘性を隠しているのが特色である。…

※「《サン・ルイス・レイ橋》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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