世界大百科事典(旧版)内の《セメント》の言及
【グラトコーフ】より
…革命と国内戦では赤軍に参加,20年《赤い黒海》紙の編集長をつとめ,翌21年からモスクワに移り文筆活動に専念する。初期の作品には見るべきものがなく,《セメント》(1925)で文名を確立した。国内戦で破壊された工場の復興のたたかいを描いたこの小説は,社会主義小説の典型であるが,芸術的には未熟なところが多い。…
※「《セメント》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」