世界大百科事典(旧版)内の《タイス》の言及
【タイス】より
…祝日は10月8日。おそらくこれはヘレニズム末期に成立していたタイス伝説のキリスト教的翻案と思われる。彼女の劇的な生涯は,後世しばしば作品化され,中世ドイツの女流詩人ロスウィータの戯曲のほか,近代ではA.フランスの歴史小説《タイス》(1889)やマスネーのオペラ《タイス》(初演1894)などがよく知られている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」