《デモステネス》(読み)でもすてねす

世界大百科事典(旧版)内の《デモステネス》の言及

【ギリシア文学】より

…リュシアスはもっとも純粋なアッティカ散文と称される弁論体によって,法廷弁論をつづり,イソクラテスは華麗な文体を駆使して全ギリシア的和合を目ざす政治と文化の理念を説く。中でもデモステネスの政治弁論はまさに壮絶といわねばならない。彼は,北方からギリシア全土の併呑をたくらむマケドニアの王フィリッポス2世に対抗して,ギリシアの自由を主張して果敢な論陣を張り,みずからの命をもってその政治責任を負う。…

※「《デモステネス》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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