《ドイツ農民戦争》(読み)どいつのうみんせんそう

世界大百科事典(旧版)内の《ドイツ農民戦争》の言及

【ドイツ農民戦争】より

…この戦争を契機に,中・小領主は独立性を失い,領邦国家体制が確立し,宗教改革の推進は民衆の手から諸侯の手に移り,ドイツは社会経済全体として後進化への道をたどることになった。この事件はドイツ封建社会の矛盾・危機の集中的表現ととらえられ,エンゲルスの《ドイツ農民戦争》(1850発表)をはじめ,その位置づけをめぐり多くの論議をよんでいる。【瀬原 義生】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」