《フィンガルの洞窟》(読み)ふぃんがるのどうくつ

世界大百科事典(旧版)内の《フィンガルの洞窟》の言及

【メンデルスゾーン】より

…同年イギリス旅行,次の年にはイタリア旅行を企て,これまでベルリンに限られていた活動舞台を世界に広げた。すでにワイマール(1821),パリ(1825)などを訪問していたが,旅行時代は24歳のときまで続き,この旅行を通じてロッシーニ,ドニゼッティ,ベルリオーズ,ショパン,リストら多くの作曲家に会い,また旅先の自然体験から,管弦楽序曲《フィンガルの洞窟》(1832),《イタリア交響曲》(1833),《スコットランド交響曲》(1842)などの名作の楽想を得た。 33年デュッセルドルフ市の音楽監督,2年後にはライプチヒのゲバントハウス管弦楽団の指揮者に就任。…

※「《フィンガルの洞窟》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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