《フィンランド語語源辞典》(読み)ふぃんらんどごごげんじてん

世界大百科事典(旧版)内の《フィンランド語語源辞典》の言及

【イトコネン】より

…また,構造言語学の分析方法を用いた《言語とその研究》(1966)は言語学全領域に及ぶ力作である。なお,語源探究にも精力を傾注し,《フィンランド語語源辞典》6巻(1955‐78)を完成させている。【小泉 保】。…

【セタラ】より

…フィンランドの言語学者。ヘルシンキ大学フィンランド語・文学教授(1893‐1929)で,文部大臣や外務大臣もつとめた。彼の《フィンランド語文法》の音声・形態論(1890)と統語論はいまもその価値を失っていない。《一般フィンランド音声史》(1890‐91)で,バルト・フィン諸語の音声変化を歴史的に解明し,子音階程交替の起源と範囲をフィン・ウゴル語派系の諸語の中に求めた。またフィン・ウゴル語派サモエード諸語との間の系統的関係を確立した。…

※「《フィンランド語語源辞典》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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